この記事でわかること
・商品数の多さが強みになる場合、ならない場合
・多いだけでは売上につながらない理由
・商品数の多さを強みに変えるための考え方
商品数の多さが強みにならないとき
商品数が多いことは、一般的には強みだと思われがちです。
たしかに、たくさんの商品があると
「選べる幅が広い」
「いろいろ対応できそう」
「自分に合うものが見つかりそう」
そんな印象があり、魅力にも繋がります。
でも一方で、
商品数が多いのに、売上につながっていない会社があるのも事実。
なぜかというと
その多さが、お客さまにとっては選びにくさにつながっているからです。
商品数の多さは、うまく整理されていれば強みになります。
でも、違いがわからない。
選び方がわからない。
迷って決めきれない。
そんな状態では、せっかくの商品数がかえって足を引っ張ることにもなりかねません。
つまり、商品数の多さは、
それだけで強みになるわけではなわけではないいということ。
今回は、
商品数が多いことが、どんなときに強みになり、
どんなときに強みになりにくいのかを整理していきます。
商品数の多さが強みになるのは、選べる価値があるとき
商品数の多さは、業種や売り方によっては大きな魅力になります。
たとえば、
・選ぶ楽しさそのものに価値がある
・細かな好みや用途に応えられる
・比較しながら自分に合うものを見つけられる
・豊富さが安心感につながる
こうした場合、商品数の多さは強みとして生きていると言えます。
また、技術力がある会社や、長年商品開発を続けてきた会社では、
結果として商品数が増えていることもありますよね。
その場合、商品数の多さは、
対応力や積み重ねてきた経験の表れとして、十分に価値になるのです。
商品数が多いときに売れにくいのは、迷わせてしまうから
売れにくさの問題は、商品数が多いことではありません。
その多さが、お客さまにとって迷う理由になってしまうことです。
似たような商品が並んでいる。
違いがよくわからない。
何を基準に選べばいいのか見えてこない。
そんな状態では、
本来は「選べる」はずだったことが、
「決められない」に変わってしまいます。
ここで起こりやすいのは、
・商品名だけでは違いがわからない
・初心者向けやおすすめが見えない
・価格差の理由が伝わらない
・選び方の案内がない
といったことです。
これでは、人は選ぶこと、考えることに疲れてしまいます。
その結果、
買わない。
後回しにする。
いちばん無難そうなものだけを見る。
そんな行動につながりやすくなるのですね。
つまり問題は、
多いのに、選びやすく整理されていないことと言えます。
強みになるのは、商品数ではなく「選びやすさ」
お客さまにとって本当にうれしいのは、
商品数が多いことそのものではありません。
うれしいのは、
自分に合うものを見つけやすいことです。
ここを取り違えると、
「たくさん並べれば魅力になる」と考えてしまいがち。
でも実際には、多いだけでは伝わりません。
強みになるのは、
たくさんある商品の中から
「自分にはこれがよさそう」
と感じられる状態が作られていることです。
そのためには、
・用途別に分かれている
・おすすめ商品がわかる
・違いが一目で見える
・選び方が案内されている
といった工夫が役立ちます。
商品数の多さが安心感や満足感につながり、
購入のハードルを下げる効果も生まれます。
逆に、整理がなければ、
多いことがそのまま不親切になり、売れにくさへとつながってしまいます。
だから、商品数の多さを強みにしたいなら、
まず考えるべきは
数そのものではなく、選びやすさです。
商品数の多さを強みに変えるために必要なこと
では、どうすれば商品数の多さを強みに変えることができるのでしょうか。
ポイントは、
全部を同じように見せようとしないことです。
商品数が多いのに売れない会社ほど、
「どれも大事だから全部見せたい」
となりがちです。
でも、お客さまからすると、
最初から全部を理解するのは簡単ではありません。
だから、まず必要なのは、
選びやすく整理すること。
具体的には、
・最初におすすめ商品を見せる
・用途や悩み別に分ける
・違いを比較しやすくする
・入口になる商品を決める
・迷った人向けの案内を用意する
このように整理されていると、
商品数の多さは「豊富さ」として受け取ってもらいやすくなります。
さらに、すべての商品を同じ強さで売ろうとしないことも大切です。
まずは基準になる商品を見せる。
そこから必要に応じて広げていく。
この流れがあると、商品数が多くても迷いにくくなります。
数が多いことを強みにしたいなら、
必要なのは商品追加ではなく、
整理と案内なのです。
まとめ
商品数が多いことは、
それだけで強みになるわけではありません。
大切なのは、
その多さが、お客さまにとって
選びやすさにつながっているかどうかです。
違いがわかること。
自分に合うものが見つけやすいこと。
迷わず選べること。
このような整理ができていれば、
商品数が多いことは豊富さや安心感になります。
逆に、整理されていなければ、
多さは迷いや先送りにつながってしまいます。
だからこそ、
商品数を強みにしたいなら、
増やすことより先に
見せ方と整理の仕方を見直すことが大切です。
それができれば、
ただ「多い」のではなく、
商品の多さが選ばれる理由へと変わっていくのです。
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